熊本の黒川温泉は、県内でも1、2を争う温泉地だとか。阿蘇もありますし、観光地としても人気で有名なんです。阿蘇の自然を眺めつつ、黒川温泉を楽しむ。最高ですね。
そんな黒川温泉には伝説があります。豊後国にいた男が病気の父親に食べさせるために瓜を盗んだ。それを見つけた畑の主人が怒り、男の首を刎ねたところ、地面に転がったのはお地蔵さまの首だった。その身代わり地蔵は村人によって大切に祀られることになる。しかし、これを持ち去ろうとする者が現れた。道中、そのお地蔵さまが急に重くなり動かせなくなってしまう。盗人が諦めて去った後、村人が岩場に安置し祀ることにしたところ、その岩の裂け目からお湯が噴き出して温泉になった。というものです。
親のために盗みを働いた男のことをお地蔵さまは庇ってくれたというわけですね。今でも地蔵湯と、お堂にお地蔵さまの首が安置されています。盗みは悪いことですけど、親孝行したいと思う気持ちはとても大切なことですね。そんなことに思いを馳せながら温泉に浸かるのもいいでしょうね。この黒川温泉の露天風呂に入るのに入湯手形を買うといいです。一枚でほぼすべての露天風呂の内、3か所選んで入ることができます。期限は半年間あるのでその時周りきれなくても、次の機会に利用することが可能です。その手形を持って温泉を周るとスタンプが押してもらえ、決められた軒数を利用するとグッズが貰えます。手形自体、小国杉で作られた凝ったものですので、旅のお土産にもなりますよ。
