温泉とは?と聞かれて何と答えますか。私は自然に湧き出る体に良い成分が入ったお湯、くらいに思っていました。ただ単に温泉に入るのが好きなだけで、あまり詳しくは考えてことがありませんでしたが、前回黒川温泉の主な泉質について調べてみて、温泉についてもう少し知りたくなりました。ですから今回は温泉そのものについてもう少し調べてみたいと思います。
まず、温泉は温泉法で定められた定義があります。その定義によると「温泉とは地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)」とされていて、加えて次のどれかの条件を満たしていれば温泉とされます。
●温泉源から採取する時の温度が25度以上
●1kg中に、ガス性のものを除く溶存物質が1000mg以上含まれている、
●定められた18種類の成分のうちのどれかが規定以上含まれている
この条件では、25度以上であれば成分が含まれていなくても、また冷たい水であっても成分が条件を満たしていれば温泉になります。温度で温泉を分類すると、25度未満は「冷鉱泉」、25~34度未満は「低温泉」、34~42度未満は「温泉」、42度以上は「高温泉」となります。なぜ基準となる温度が25度となったのでしょうか。温泉を広辞苑で調べてみると、いくつかの説明とともに「地熱のために平均気温以上に熱せられて湧き出る泉」と書かれているようです。温泉法が制定された時の日本の年平均温度が25度だったということでしょうね。
